かつて「看板(サイネージ)」といえば、文字だけのものが基本でした。白地にどーん!と店名が書かれ、気の利いたキャッチフレーズが添えられている。そんな「墨痕鮮やか」な世界です。
天野祐吉氏の著書『嘘八百!』をひもとくと、明治期の広告は文字が主役。たまに単純な線画が添えられているだけで、当時は相当な目を引いたそうです。「絵が印刷されている!」というだけで、人々に驚きを与えた時代でした。
やがて写真はモノクロからカラーになり、テクノロジーの進化とともに、人々の「感嘆」を積み重ねながら看板は進化を続けてきました。
「静止画」から「動画」への大転換
今、私たちはさらなる変革の渦中にいます。100年以上も「静止画」が当たり前だった看板は、今や「デジタルサイネージ」として動画化するのが一般的になりました。
もちろん、昔も「動画」がなかったわけではありません。ブラウン管テレビを壁に埋め込み、重いビデオデッキと何本ものアナログケーブルをつなぐ大がかりな工事が必要だった時代です。それが今や、より手軽に、より身近なものになりました。
映像の分類:A・B・C、そして…
現在、動画サイネージの多くは「モーショングラフィック」という手法で作られています。これはグラフィックデザインを動かしたもので、従来の映像制作(実写や映画など)とは少し出自が異なります。
ここで映像をあえて以下の3つに分類してみます。
A:ドキュメント系
(ニュース、インタビューなど「現実に在るもの」を撮る)
B:フィクション系
(映画、ドラマなど「世界観」を創って撮る)
C:モーショングラフィック系
(デザインを動かす。A・Bを経由しない独自進化)
昨今のSNSやWebで見かける広告の多くはこの「C」ですが、2024年頃から風向きが変わってきました。単にデザインが動くだけでは、人々の心や行動を動かすのが難しくなってきたのです。
求められるのは「総合力」
これからの広告には、「C」の華やかさだけでなく、物語を伝える「構成力(A・Bの要素)」や、最新の「技術力(D:ニュース連携やインタラクティブ機能)」を融合させた、独立したコンテンツとしての完成度が求められています。
ここで少し手前味噌ながら、我がチームの話をさせてください。私たちには幸運なことに、A・B・C・Dすべてのスペシャリストが揃っています。
デジタルサイネージが流行するずっと前から、それぞれの分野で腕を磨き、設備投資を続けてきたプロフェッショナルたちです。撮影機材から編集ハードウェア、そしてシステムを構築する技術者まで。これだけの布陣が揃っているチームは、そう多くありません。
私たちの「技」を、ビジネスの力に
私たちは、単に「動く看板」を作る集団ではありません。AからDまで、すべての機能を組み合わせた多角的な展開を提案できるのが強みです。
皆様のビジネスを加速させる便利なツールとして、私たちの「技」をぜひご活用ください。